骨壺と親しくなろう

私は常々、自分の入る終末の家(壺)は自分で造り、生活の中に置き、自然に楽しくつきあえるようにと思ってきました。

小説家の水上勉さんも「骨壺こそ人間の終わりの棲家である、何故に人は苦労の多い人生を果てたのに(中略)オリジナルな壺に入って楽しまないのだろうかと。現在の骨壺は単に白くて画一的な形状の物が大半で、なんと味気ないものか」と随筆「骨壺の話」に書いています。

それで私の壺とのつき合い方ですが、ワイン党なのでワインクーラーとして利用しておりますが、骨壺と気づかれる人はまずおりませんよ。

あるときには床の間の花入れにしたり、貴重品入れなどにして自室に置いたり、自分なりのいろんな楽しみ方ができるもんです。

骨壺は、この世に二つとない、たった一つの自分の棲家です。自分の気に入った壺と一緒にいると、毎日が楽しくなりますよ。

作陶スタッフ

島澤忠保(椿山窯)

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武の内博道(かもめ窯)

長野県下伊那郡阿南町富草鴨目7161

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